所得控除その4

2016-8-8

所得控除の最後になります。

お伝えしてきました所得控除も
残り2つになりました。

 

★医療費控除

本人又は同一生計親族(※1)の医療費を支払った場合
1年間に掛かった医療費の控除
※1 同一生計親族に所得要件はありません。
他の所得控除が所得要件を課しているのが多いですが、
医療費控除はそれがありませんので、安心ですね。

 

支払った医療費- 保険金など - 10万円 = 医療費控除額
(10万円の部分 → 年間所得200万円未満の場合は総所得の5%)
上限200万円。

 

よく10万円を差し引いた金額と言われますが、
所得が200万未満の場合は、10万円以上医療費がかかっていなくても
医療費控除になりますので、覚えておいてください。

 

医療費控除では通院のために支払った
公共の交通機関(電車やバスなど)の交通費も
控除の対象になります。
きちんとメモしておきましょう。

 

自分や自分と生計を一にする配偶者や
その他の親族のために医療費を支払った場合には、
それらの分を全部合わせて医療費控除を適用できます。

 

なお、「生計を一にする」というのは、
生計が同一であり、同じ財布から
生活費をまかなっているという意味です。

 

勘違いしがちな対象となる医療費

レーシック手術

歯の矯正費用
これは、原則的には子供の分しか医療費控除の対象にはならないのですが、
大人の方でもそれが治療として必要なものであるならば認められます。

薬局などで買う市販の風邪薬。
予備で買っておく風邪薬代は含まれませんので、
治療に使った分として申請してください。
レシートに何を買ったか書いておいてください。

 

対象とならないもの

人間ドックや健康診断の費用、美容整形手術のための費用、
眼鏡・コンタクトの購入費用など

 

★雑損控除
本人又は課税標準の合計額が38 万円以下の同一生計親族が有する
「生活に通常必要な資産」について、災害・盗難・横領による損失が
生じた場合に受けることが出来る所得控除。

損害の原因が次のいずれかの場合に適用されます。
(1) 震災、風水害、冷害、雪害、落雷など自然現象の異変による災害。
(2) 火災、火薬類の爆発など人為による異常な災害。
(3) 害虫などの生物による異常な災害 。
 (シロアリの駆除費用、ネズミ駆除費用など)
  ※ ゴキブリ駆除は対象になりません。
(4) 盗難(車上荒らしなども含みます)
(5) 横領。

※詐欺や恐喝による被害の場合には、雑損控除は受けられません。

 

まず「差引損失額」を計算します。
損害金額 + 災害関連支出の金額- 保険金などにより補てんされる金額 = 差引損失額

※損害金額は、購入時の金額ではなく、損害を受けたときの
時価を合計した金額です。

 

そして、次のいずれかで金額の多い方が雑損控除として控除できます。

差引損失額 - (総所得金額等×10%) = 雑損控除額
災害関連支出の金額 – 5万円 = 雑損控除額

※ 損失額が大きくてその年の所得金額から控除しきれない場合には、
3年間を限度として翌年以後に繰り越して、
各年の所得金額から控除することができます。
なお、雑損控除は他の所得控除に優先して
控除することとなっています。

 

天災などは、いつ起きるかわかりません。
起きたときには、こういう控除もうけられるということを
頭の片隅に入れておいていただければと思います。

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